新規上場申請のための有価証券報告書
(Ⅰの部)
RPAホールディングス株式会社
目次
頁
表紙
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1.主要な経営指標等の推移 ……… 1
2.沿革 ……… 4
3.事業の内容 ……… 6
4.関係会社の状況 ……… 9
5.従業員の状況 ……… 10
第2 事業の状況 ……… 11
1.業績等の概要 ……… 11
2.生産、受注及び販売の状況 ……… 14
3.対処すべき課題 ……… 15
4.事業等のリスク ……… 16
5.経営上の重要な契約等 ……… 19
6.研究開発活動 ……… 19
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 20
第3 設備の状況 ……… 23
1.設備投資等の概要 ……… 23
2.主要な設備の状況 ……… 23
3.設備の新設、除却等の計画 ……… 24
第4 提出会社の状況 ……… 25
1.株式等の状況 ……… 25
2.自己株式の取得等の状況 ……… 35
3.配当政策 ……… 35
4.株価の推移 ……… 35
5.役員の状況 ……… 36
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 39
第5 経理の状況 ……… 46
1.連結財務諸表等 ……… 47
(1)連結財務諸表 ……… 47
(2)その他 ……… 84
2.財務諸表等 ……… 85
(1)財務諸表 ……… 85
(2)主な資産及び負債の内容 ……… 96
(3)その他 ……… 96
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 97
第7 提出会社の参考情報 ……… 98
1.提出会社の親会社等の情報 ……… 98
2.その他の参考情報 ……… 98
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 99
第三部 特別情報 ……… 100
頁
第四部 株式公開情報 ……… 101
第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 101
第2 第三者割当等の概況 ……… 103
1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 103
2.取得者の概況 ……… 108
3.取得者の株式等の移動状況 ……… 110
第3 株主の状況 ……… 111
[監査報告書]
【表紙】
【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)
【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿
【提出日】 平成30年2月20日
【会社名】 RPAホールディングス株式会社
【英訳名】 RPA Holdings, Inc. 【代表者の役職氏名】 代表取締役 髙橋 知道 【本店の所在の場所】 東京都港区赤坂一丁目12番32号
【電話番号】 03(3560)4880
【事務連絡者氏名】 取締役 松井 哲史
【最寄りの連絡場所】 東京都港区赤坂一丁目12番32号
【電話番号】 03(3560)4880
【事務連絡者氏名】 取締役 松井 哲史
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標
回次 第17期 第18期
決算年月 平成28年2月 平成29年2月 売上高 (千円) 807,850 2,644,627 経常利益 (千円) 29,329 158,331 親会社株主に帰属する当期純
利益
(千円) 21,001 155,945 包括利益 (千円) 21,001 128,483 純資産額 (千円) 70,423 396,906 総資産額 (千円) 794,560 1,191,179 1株当たり純資産額 (円) 17.18 85.36 1株当たり当期純利益金額 (円) 5.12 36.02 潜在株式調整後1株当たり当
期純利益金額
(円) - -
自己資本比率 (%) 8.9 33.3
自己資本利益率 (%) 35.0 66.7
株価収益率 (倍) - -
営業活動によるキャッシュ・ フロー
(千円) 12,727 165,887 投資活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) △50,138 △76,831 財務活動によるキャッシュ・
フロー
(千円) 94,750 85,399 現金及び現金同等物の期末残
高
(千円) 283,468 458,009 従業員数
(名)
56 49 (外、平均臨時雇用者数) (22) (9)
(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であ り、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
3.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
4.平成27年11月27日開催の第16期定時株主総会決議により、決算期を9月30日から2月末日に変更しました。 従って、第17期は、決算期変更により平成27年10月1日から平成28年2月29日までの5ヶ月間となっており ます。
5.第17期及び第18期の連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」 (昭和51年大蔵省令第28号)に基づき作成しており、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第211条第 6項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、有限責任 あずさ監査法人の監査 を受けております。
6.平成29年5月15日開催の取締役会決議により、平成29年5月30日付で普通株式1株につき5,000株の株式分 割を行っておりますが、第17期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当 たり当期純利益金額を算定しております。
(2)提出会社の状況
回次 第13期 第14期 第15期 第16期 第17期 第18期 決算年月
平成24年 9月
平成25年 9月
平成26年 9月
平成27年 9月
平成28年 2月
平成29年 2月 売上高又は営業収益 (千円) 512,961 591,847 729,492 657,306 90,579 419,908 経常利益又は経常損失
(△)
(千円) 27,512 21,168 11,525 △22,134 4,698 83,881 当期純利益又は当期純損
失(△)
(千円) 15,958 14,063 8,809 △29,526 2,586 30,122 資本金 (千円) 30,000 30,000 30,000 30,000 30,000 30,000 発行済株式総数 (株) 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 938 純資産額 (千円) 231,725 235,789 143,798 7,973 10,560 238,682 総資産額 (千円) 296,683 302,270 221,572 409,072 432,003 590,502 1株当たり純資産額 (円) 92,690.38 94,315.61 175,363.51 9,723.88 2.58 51.33 1株当たり配当額
(円)
- - - 129,631.81 - - (うち1株当たり中間配
当額)
(-) (-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益金
額又は1株当たり当期純 損失金額(△)
(円) 6,383.54 5,625.23 5,768.87 △36,007.83 0.63 6.96
潜在株式調整後1株当た り当期純利益金額
(円) - - - - - -
自己資本比率 (%) 78.1 78.0 64.9 1.9 2.4 40.4 自己資本利益率 (%) 7.5 6.0 4.6 △38.9 27.9 24.2
株価収益率 (倍) - - - - - -
配当性向 (%) - - - - - -
従業員数
(名)
14 12 11 11 2 2
(外、平均臨時雇用者 数)
(0) (1) (4) (3) (-) (-) (注)1.売上高又は営業収益には、消費税等は含まれておりません。
2.第16期の1株当たり配当額は、当社を持株会社とする国内ホールディングス体制への移行に伴うグループ再 編手続の一環として実施したものであります。
3.第13期、第14期及び第15期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しない ため記載しておりません。第16期については、1株当たり当期純損失金額であり、また、潜在株式が存在し ないため記載しておりません。第17期及び第18期については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上 場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
4.株価収益率については、当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
5.第13期、第14期、第15期、第17期及び第18期の1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施して いないため、記載をしておりません。第16期については、配当を実施していますが、1株当たり当期純損失 金額のため記載をしておりません。
6.平成27年11月27日開催の第16期定時株主総会決議により、決算期を9月30日から2月末日に変更しました。 従って、第17期は、決算期変更により平成27年10月1日から平成28年2月29日までの5ヶ月間となっており ます。
7.第17期及び第18期の財務諸表については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38 年大蔵省令第59号)に基づき作成しており、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第211条第6項の規 定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準じて、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けて おります。
価証券上場規程第211条第6項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に準ずる有限責任 あずさ監査法人の監査を受けておりません。
8.平成29年5月15日開催の取締役会決議により、平成29年5月30日付で普通株式1株につき5,000株の株式分 割を行っておりますが、第17期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当 たり当期純利益金額を算定しております。
9.当社は、平成29年5月30日付で普通株式1株につき5,000株の株式分割を行っております。
そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申 請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133 号)に基づき、第13期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を 参考までに掲げると、以下のとおりとなります。
なお、第13期、第14期、第15期及び第16期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)について は、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けておりません。
第13期 第14期 第15期 第16期 第17期 第18期
平成24年 9月
平成25年 9月
平成26年 9月
平成27年 9月
平成28年 2月
平成29年 2月 1株当たり純資産額 (円) 18.54 18.86 35.07 1.94 2.58 51.33 1株当たり当期純利益金
額又は1株当たり当期純 損失金額(△)
(円) 1.28 1.13 1.15 △7.20 0.63 6.96
潜在株式調整後1株当た り当期純利益金額
(円) - - - - - -
1株当たり配当額 (うち1株当たり中間配 当額)
(円)
- (-)
- (-)
- (-)
25.93 (-)
- (-)
2【沿革】
当社創業者 髙橋知道は、平成12年4月3日、インターネットによる情報革命がもたらす社会構造の変化を事業チ ャンスと捉え、「デジタル情報技術の活用を通じて情報の非対称性を解消し、創造的かつ夢のある社会の実現に貢献 する。」をミッションとし、実現していくことを目指し、当社の前身であるデジタルリパブリック株式会社(現RP Aホールディングス株式会社)を設立いたしました。
平成20年のリーマンショックを契機に、設立当初より主軸としてきた企業向けのインターネットを活用した新規事 業コンサルティング事業から、自らが事業主体となって事業を展開する体制へ変更しました。更に、中国をはじめと するアジアへの進出を企業成長の基盤とすべくシンガポールに持株会社OPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.を設立しま した。
国内事業においては、商号変更したオープンアソシエイツ株式会社(現RPAホールディングス株式会社)にて平 成20年にビジネスロボットソリューションを企画し、ビズロボ事業部を発足いたしました。平成25年にマーケットか らの期待と実需に迅速に対応することを目指し、会社分割によりロボットアウトソーシングサービスを主事業として ビズロボジャパン株式会社(現RPAテクノロジーズ株式会社)を設立しました。
平成28年1月に、グループ全体の経営と個別事業の執行を分離し、事業会社への権限移譲による意思決定の迅速 化、意思決定の迅速化による事業拡大の促進、事業別の計数把握と低採算事業からの撤退促進など、ガバナンス強 化、事業会社の成長促進を目的に、シンガポールの持株会社体制から現在の純粋持株会社体制に移行しました。
設立以降の当社に係る経緯は、以下のとおりであります。
平成12年4月 Webサービス企画を目的として、デジタルリパブリック株式会社(現RPAホールディングス株 式会社)を東京都渋谷区神山町に設立(資本金10,000千円)
平成14年3月 本社を東京都港区北青山に移転 平成14年8月 資本金を30,000千円に増資
オープンアソシエイツ株式会社(現RPAホールディングス株式会社)に商号変更 平成18年3月 本社を東京都港区赤坂に移転
平成20年10月 「BizRobo!」提供を開始
平成20年12月 セールスアウトソーシング事業を行うリーグル株式会社(現連結子会社)を子会社として設立 平成24年2月 アジアでのホールディングス体制への移行の為、リーグル株式会社の株式をOPEN ASSOCIATES
ASIA PTE. LTD.に譲渡(同社株式の100%を譲渡) 平成24年3月 本社を東京都港区赤坂に移転
平成24年6月 株式会社セグメント(現連結子会社)の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.が譲受(同社株 式の100%を譲受)
平成24年9月 株式会社セグメントにおいて「PRESCO事業」を開始
平成25年7月 ロボットアウトソーシング事業を行うビズロボジャパン株式会社(現RPAテクノロジーズ株式 会社)(現連結子会社)を子会社として設立
平成25年11月 アジアでのホールディングス体制への移行の為、ビズロボジャパン株式会社の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.に譲渡(同社株式の100%を譲渡)
平成25年12月 アジアでのホールディングス体制への移行の為、OPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.が当社株式 (被所有割合100%)を取得し、当社の親会社となる
平成26年9月 OPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.がOPEN ASSOCIATES USA., INC.を設立
平成27年9月 当社を持株会社とする国内ホールディングス体制への移行の為、当社株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.より同社の株主に対して譲渡
平成27年9月 当社を持株会社とする国内ホールディングス体制への移行の為、ビズロボジャパン株式会社、リ ーグル株式会社、株式会社セグメントの株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.より譲受(子会 社株式の100%を譲受)
平成27年9月 ビズロボジャパン株式会社において紙処理業務を代行する「ScanRobo」サービスを開始 平成27年11月 当社、リーグル株式会社、株式会社セグメント、ビズロボジャパン株式会社の決算期を9月30日
から2月末日に変更
平成27年11月 OPEN ASSOCIATES USA., INC.の株式をOPEN ASSOCIATES ASIA PTE. LTD.より譲受(同社株式の 100%を譲受)
平成28年1月 当社を純粋持株会社へ移行、併せてオープンテクノロジーズ株式会社(現RPAホールディング ス株式会社)に商号を変更、事業会社オープンアソシエイツ株式会社(現連結子会社)を会社分 割により子会社として新設
平成29年2月 RPAエンジニアリング事業を行うRPAエンジニアリング株式会社(現連結子会社)をRPA テクノロジーズ株式会社から新設分割により設立
平成29年2月 株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングと合弁企業ビッグツリーRPA株式会社を 設立
平成29年3月 RPAテクノロジーズ株式会社においてRPA早期体感POCパッケージ「Digital Labor Platform」 の提供を開始
平成29年4月
RPAテクノロジーズ株式会社が経理財務・人事総務分野でのRPAを活用したソリューション提 供に向けて株式会社ビジネスブレイン太田昭和と業務提携
平成29年5月 RPAテクノロジーズ株式会社がガートナーの 「Cool Vendors in Business and IT Services, 2017」に選定
平成29年6月 RPAホールディングス株式会社に商号変更
平成29年6月 RPAテクノロジーズ株式会社がBlue Prism Limitedの日本初の「Blue Prism」バリューアッド マスターリセラーに認定
平成29年7月 RPA分野の事業展開を共同で行い、さらなる市場拡大を目指すため、ソフトバンク株式会社と業 務提携
設立以降の当社に係る沿革を図示すると、以下のとおりであります。
3【事業の内容】
当社グループは、純粋持株会社であるRPAホールディングス株式会社(以下、当社)と、事業を担う連結子会社 5社で構成されております。
当社は持ち株会社として当社グループ全体の戦略策定の他、各関係会社に対し、業務受託契約に基づく経営管理業 務を行っております。
RPAテクノロジーズ株式会社とRPAエンジニアリング株式会社がロボットアウトソーシング事業、株式会社セ グメントがアドネットワーク事業、リーグル株式会社がセールスアウトソーシング事業、オープンアソシエイツ株式 会社がコンサルティング事業を展開しております。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当してお り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断すること となります。
当社グループの事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次の通りであります。
会社の名称 分 類 セグメントの名称 事業の名称
RPAテクノロジーズ株式会社
連結子会社
ロボットアウトソーシング事業
ロボットアウトソーシング事業
RPAエンジニアリング株式会社 RPAエンジニアリング事業
株式会社セグメント アドネットワーク事業 アドネットワーク事業
リーグル株式会社 セールスアウトソーシング事業 セールスアウトソーシング事業 オープンアソシエイツ株式会社 コンサルティング事業 コンサルティング事業
各セグメントの詳細は、次の通りであります。 ロボットアウトソーシング事業
ロボットアウトソーシングとは、人間が行うデータの入力、データ連携などの処理行動を学習し、作業工程を記録 することで定型作業を人間に代わって業務を代行・代替する取り組みです。この取り組みは、ルールエンジン (※1)、人工知能(※2)及び機械学習等を含む認知技術(※3)を活用し、人事、経理財務、調達及び営業事務な どの業務領域で、これまで人間のみが対応可能とされていた業務を代行・代替する取組みで、RPA(Robotic Process Automation。以下、同様。)と呼ばれています。RPAは人間の補完として業務を遂行できることから、新しい労働力 を創出する仕組み、または仮想知的労働者(Digital Labor)とも言われています。
当社グループのロボットアウトソーシング事業では、RPAテクノロジーズ株式会社がRPAに関する企画・開発・ 提供を行い、RPAエンジニアリング株式会社がRPAの導入を支援するRPAエンジニアリング事業を行っていま す。
ロボットアウトソーシング事業では、インターネット上の情報、社内データ、エクセルなどの保存データから、必 要な情報を収集・加工・集計・報告などの多種多様な定型作業の代行を行うDigital Laborを作成するプラットフォ ーム「BizRobo!」を開発・提供、スキャナ・複合機・FAX・スマホカメラから読み取ったデータ等、非定型帳票に関 する処理の代行を行う「ScanRobo」を開発・提供している他、イギリスのBlue Prism Group PLCやイスラエルのNICE Ltd.等が提供するRPAソフトウェアの提供や、RPAに関するサービスの企画・開発をしております。RPAエンジニア リング事業では、上記「BizRobo!」、「ScanRobo」、その他RPAソフトウェアの導入業務、運用・保守サポート業務 を行うRPAエンジニアリング事業を行っています。
当社グループでは、RPAサービスの提供を当社グループからの直接提供のほか、コンサルティング会社やシステム 開発会社等のパートナー企業を通じた提供も行っております。
近年においては、パートナー企業と連携し、Digital Laborを活用した新規事業創造を進めております。平成29年 4月に株式会社ビジネスブレイン太田昭和と業務提携し、経理財務業務・人事総務業務等の間接業務の受託において Digital Laborを活用したサービスの提供を、平成29年7月にソフトバンク株式会社と業務提携し、RPAの普及を目的 に導入トレーニング、検定試験、導入支援サービスなど導入サポートが充実したRPAソリューションの提供を行って います。
アドネットワーク事業
株式会社セグメントが営むアドネットワーク事業は、成果報酬型広告サービス「PRESCO(プレスコ)」とBtoBマー ケティングサービスを展開しております。
主により正式な申込みや購入、見積依頼、資料請求であると承認された場合に成果報酬を受領する仕組みの広告形態 です。
「PRESCO」は平成24年9月にNTTコミュニケーションズ株式会社のアフィリエイトサービスのサービス終了に伴 い、顧客基盤を引き継いで運営を開始致しました。少子高齢化による医療人材需要が拡大していることを踏まえ、薬 剤師、看護師を対象とした医療転職業界の人材サービス会社を主要な顧客として事業を展開しております。
「PRESCO」は広告主とパートナーを結びつける成果報酬型のプロモーションサービスです。広告主が広告を掲載、 パートナーが「PRESCO」に登録された広告主の広告を掲載するためには「PRESCO」に登録する必要があります。登録 したパートナーが「PRESCO」を通じて自ら運営するウェブサイト上に広告を設置し、そのウェブサイトの広告主が掲 載した商品やサービス等を見たユーザーからの申込みや購入・見積り・会員獲得・資料請求等の成果に対して、広告 主がパートナーに対して成果報酬を支払うビジネスモデルです。
パートナーの獲得に関しては、ウェブサイト運営者に対して、医療転職業界における転職希望者による検索キーワ ードや関連メディアの検索順位変動状況の提供、検索エンジン対策支援や当業界における規制や法律変更等のトピッ クスの提供を行うことで、パートナーの獲得を図っております。
また、RPAを活用し、広告代理店やオンラインメディア運営企業などオンライン広告業界を対象に、検索キーワー ド、検索順位データ等のマーケティングデータの収集・集計・レポーティング業務の代行を目的とした、RPAソリュ ーション「PRESCO Robo」も提供しております。
BtoBマーケティングサービスでは、ソフトウェア企業などの法人向け商材に特化したマーケティング支援サービス を提供しております。顧客企業の商品に関する情報を継続的に発信することでウェブサイトから見込顧客の獲得を支 援するインバウンリード獲得支援サービス、顧客企業の自社メディアの運営を支援するオウンドメディア運営支援サ ービス、顧客企業の見込顧客に対して、メルマガやセミナー、Webコンテンツなどで情報を提供することで、顧客企 業の製品やサービスへの購買意欲を高めていくための活動、プロセスを支援するマーケティングオートメーション支 援サービス、顧客企業の見込顧客を顧客企業のウェブサイトに惹きつけ、顧客企業の商材を売り込まずに顧客との関 係性を構築するコンテンツマーケティング支援サービスを提供しております。なお、当社グループのRPAテクノロ ジーズ株式会社に対してもウェブサイトの企画、運営、コンテンツ制作を提供しております。
また、人工知能とRPAの情報提供に特化した会員制メディア「RPA BANK」を運営しております。「RPA BANK」は RPA・人工知能を導入あるいは導入検討している企業に対して、国内外のRPA・人工知能に関するニュース、導入ユー ザーの事例、RPAソフトウェアメーカーの製品・サービス・技術関連資料、人工知能開発メーカーの製品・サービ ス・技術関連資料など新技術/ソリューションに関する情報、ユーザー/技術者向け各種セミナー・イベント開催情 報などのコンテンツを提供する会員制メディアです。
メディア運営の他、東京において月1回RPA、人工知能に関する定期的なセミナーの開催や、平成29年7月に東 京、平成29年11月に大阪でRPA、人工知能に関するイベントの開催を行っております。
セールスアウトソーシング事業
リーグル株式会社が営むセールスアウトソーシング事業は、ソフトウェア開発企業などIT企業の営業活動における ニーズ調査、アポイントの獲得のための電話を代行するセールスアウトソーシングサービスを提供しております。
コンサルティング事業
オープンアソシエイツ株式会社が営むコンサルティング事業では、企業における研究開発分野における要素技術の 用途仮説等の仮説検証活動、海外事業分野における市場調査、現地企業調査、オペレーション構築、マーケティング 等の事業開発活動等を支援するコンサルティングサービスを提供しております。
〔用語の説明〕
※1 ルールエンジン:ビジネス上の「こういう時には、こうする」といったビジネスルールを実行するための分 岐処理専用のソフトウェアのことです。
※2 人工知能:人間の脳で行われる知的活動の模倣と再現を実現させようという試みで、例えば、自発的な人間 の言語の理解や論理的な推論、経験からの学習などを行うための一連の基礎技術を指します。
※3 認知技術:画像や音声などの認識により、「モノ・コトを認識させる」(認知)の技術です。
[事業系統図]
事業の系統図は、次のとおりであります。
4【関係会社の状況】
名称 住所
資本金 (千円)
主要な事業の内容
議決権の所 有割合又は 被所有割合 (%)
関係内容
(連結子会社)
RPAテクノロジーズ株式 会社(注)1、3
東京都港区 30,000
ロボットアウトソー シング事業
100
管理業務の受託 役員の兼任あり 株式会社セグメント
(注)1、4
東京都港区 30,000
アドネットワーク事 業
100
管理業務の受託 役員の兼任あり リーグル株式会社
(注)1、5
東京都港区 30,000
セールスアウトソー シング事業
100
管理業務の受託 役員の兼任あり オープンアソシエイツ株式
会社(注)1
東京都港区 30,000
コンサルティング事 業
100
管理業務の受託 新規事業開発の委託 役員の兼任あり RPAエンジニアリング株
式会社
東京都港区 10,000
RPAエンジニアリ ング事業
100 (100)
管理業務の受託 役員の兼任あり (注)1.特定子会社であります。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。
3.RPAテクノロジーズ株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高 に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 ① 売上高 644,825 千円
② 経常利益 93,661 〃
③ 当期純利益 60,785 〃 ④ 純資産額 104,813 〃 ⑤ 総資産額 435,076 〃
4.株式会社セグメントについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割 合が10%を超えております。
主要な損益情報等 ① 売上高 1,499,839 千円
② 経常利益 52,477 〃
③ 当期純利益 97,453 〃
④ 純資産額 94,237 〃
⑤ 総資産額 341,578 〃
5.リーグル株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合 が10%を超えております。
主要な損益情報等 ① 売上高 358,630 千円 ② 経常損失(△) △29,291 〃 ③ 当期純損失(△) △27,706 〃
④ 純資産額 17,919 〃
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成30年1月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
ロボットアウトソーシング事業 36 (9)
アドネットワーク事業 11 (-)
セールスアウトソーシング事業 9 (4)
コンサルティング事業 11 (1)
報告セグメント計 67 (14)
全社(共通) 7 (-)
合計 74 (14)
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出 向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含む。)は、最近1年間の平均雇用人員(1日8 時間換算)を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、経営管理部門に所属しているものであります。
3.最近日までの1年間において従業員数が24名増加しております。主な理由は、ロボットアウトソーシング事 業の業容の拡大に伴い期中採用が増加したことによるものであります。
(2)提出会社の状況
平成30年1月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
7(-) 33.7 3.0 7,925
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇 用者数(パートタイマーを含む。)は、最近1年間の平均雇用人員(1日8時間換算)を( )外数で記載 しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、当社グループの管理業務のみを行う単一事業であるため、セグメント別の記載は省略しておりま す。
(3)労働組合の状況
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
第18期連結会計年度(自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日)
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策、日銀による金融政策の効果等を背景に、雇用・所 得環境の改善傾向が続き、景気は緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動によ る影響が懸念されます。
当社グループのロボットアウトソーシング事業の属するRPA業界動向は、McKinsey Global Instituteが発行した 調査レポート「McKinsey Global Institute May 2013」によると、2025年までに全世界で1億人以上の知的労働 者、もしくは1/3の仕事がRPA(Robotic Process Automation)に置き換わると言われています。また、特に日本国 内においては、少子高齢化に伴う労働生産人口の減少・不足という大きな課題に対する直接的な解決策としても大 きく期待を集めております。
このような市場環境のもと、当社グループは、今後日本でのRPAの普及が見込まれる中で、グループの経営資源 をRPA分野に集約したことにより、ロボットアウトソーシング事業が収益を牽引して、引き続き堅調に成長を実現 いたしました。
その結果、当連結会計年度の売上高は2,644百万円、営業利益は166百万円、経常利益は158百万円、親会社株主 に帰属する当期純利益は155百万円となりました。
なお、当社グループは、合理的な経営計画策定を実施することを目的として平成28年2月期より決算期を9月30 日から2月末日に変更いたしました。これに伴い、平成29年2月期(平成28年3月1日から平成29年2月28日ま で)と比較対象となる平成28年2月期(平成27年10月1日から平成28年2月29日まで)の期間が異なるため、前年 同期比については記載しておりません。
セグメント業績は次のとおりであります。
ロボットアウトソーシング事業
RPAテクノロジーズ株式会社が手掛けるロボットアウトソーシング事業においては、平成27年からアメリカや ヨーロッパでRPAという言葉が定義され、平成28年に入ると国内でもRPAへの注目が高まり、参入事業者の多様化が 進みました。参入してきた経営コンサルティングファーム、金融機関、製造業などの企業と連携してRPAに関わる 情報発信を強化した結果、「BizRobo!」の認知度が高まり、新規顧客への新規導入、既存顧客による「BizRobo!」 の追加導入が進みました。
その結果、導入企業数が増加し、売上高は622百万円、セグメント利益(営業利益)は123百万円となりました。
アドネットワーク事業
株式会社セグメントが手掛けるアドネットワーク事業においては、薬剤師、看護師を対象とした医療転職業界の 広告分野に注力している「PRESCO」において、継続的な看護師、薬剤師の需要過多の状況を背景に、人材サービス 会社の既存顧客への提案活動など営業活動に取り組んだ結果、受注が拡大し、業績を伸ばしました。BtoBマーケテ ィングサービスは、既存顧客への提案活動など営業活動に取り組み、受注の維持・拡大に努めた結果、既存顧客か ら継続して案件を受注し、堅調に推移致しました。
その結果、アドネットワーク事業では、売上高は1,453百万円、セグメント利益(営業利益)は77百万円となり ました。
セールスアウトソーシング事業
リーグル株式会社が手掛けるセールスアウトソーシング事業においては、収益性の低下による業績悪化の状況を 踏まえ、提供サービスの絞り込み、従業員等のリソースを収益性の高い事業へ配置転換、原価、販売費及び一般管 理費の削減等に取り組みました。
その結果、セールスアウトソーシング事業では、売上高は358百万円、セグメント利益(営業利益)は15百万円 となりました。
コンサルティング事業
オープンアソシエイツ株式会社が手掛けるコンサルティング事業においては、企業が研究開発分野、海外事業分 野を強化していることを背景に、研究開発分野における仮説検証活動、海外事業分野における事業開発活動を支援 するコンサルティングサービスが堅調に推移いたしました。
第19期第3四半期連結累計期間(自 平成29年3月1日 至 平成29年11月30日)
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済状況は、企業収益や雇用環境の改善が続くなかで、緩やかな回 復基調が継続しました。米国においては消費や雇用者が増加し、景気は緩やかに回復が続いており、アジア地域に おいては、景気は持ち直しの動きはみられるものの、中国を始めとするアジア新興国等の政策に関する不確実性に よる影響等もあり、先行き不透明な状況となっております。
当社グループの属する事業領域であるRPA領域においては、新聞、雑誌、WEB媒体での掲載が増えるなど注目度は 高く、市場環境は依然良好な状況が続いております。
こうした環境の中で、当社グループは、既存顧客案件の継続・追加及び新規案件の獲得を推し進めました。ま た、RPA・人工知能関連の情報提供に特化した会員制メディア「RPA BANK」においてはオリジナルコンテンツの配 信を通じて会員ユーザー数が順調に増加、RPAに関する定期セミナー、RPAツールを体感するワークショップの開催 や「RPA SUMMIT 2017」を大阪で開催等、RPAに関する情報配信、啓蒙活動等に積極的な取り組みを行って参りまし た。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,920百万円、営業利益は345百万円、経常利益は337百万円、 親会社株主に帰属する四半期純利益は225百万円となりました。
セグメント業績は次のとおりであります。
ロボットアウトソーシング事業
ロボットアウトソーシング事業においては、RPAに関するイベントへの参加、新聞、雑誌、WEB媒体への掲載に よりマーケティング活動に取り組み、既存顧客による「BizRobo!」の追加導入、及び直接販売、パートナー販売 による新規顧客への「BizRobo!」の新規導入により、当社の主力商品である「BizRobo!」の導入企業数が増加し ました。
その結果、売上高は1,103百万円、セグメント利益(営業利益)は256百万円となりました。
アドネットワーク事業
アドネットワーク事業においては、「PRESCO」が注力している医療人材分野の継続的な看護師、薬剤師の需要 過多の状況を背景に、人材サービス関連の広告主の利用が拡大していることを背景に、既存顧客への提案活動な ど営業活動に取り組み、受注の維持・拡大に努めた結果、順調に業績を伸ばしました。BtoBマーケティングサー ビスでは、「RPA BANK」の知名度の向上、自社によるオリジナルコンテンツの拡充により、会員数、課金売上が 増加致しました。
その結果、アドネットワーク事業では、売上高は1,399百万円、セグメント利益(営業利益)は97百万円とな りました。
セールスアウトソーシング事業
セールスアウトソーシング事業においては、既存顧客への提案活動など営業活動に取り組み、受注の維持・拡 大に努めた結果、既存顧客から継続して案件を受注し、堅調に推移致しました。
その結果、セールスアウトソーシング事業では、売上高は289百万円、セグメント利益(営業利益)は67百万 円となりました。
コンサルティング事業
コンサルティング事業においては、企業が引き続き研究開発分野、海外事業分野を強化していることを背景 に、既存顧客への提案活動など営業活動に取り組み、受注の維持・拡大に努めた結果、既存顧客を中心に案件を 受注し、堅調に推移致しました。
その結果、コンサルティング事業では、売上高は128百万円、セグメント損失(営業損失)は6百万円となりま した。
(2)キャッシュ・フローの状況
第18期連結会計年度(自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は458百万円となり、前連結会計年 度末と比べ174百万円の増加となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は165百万円となりました。これは主に、売上債権の増加額121百万円、匿名組合清 算益の計上61百万円があったものの、税金等調整前当期純利益の計上220百万円、仕入債務の増加額60百万円、減 価償却費の計上44百万円及び賞与引当金の増加額25百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は76百万円となりました。これは主に、匿名組合からの分配による収入63百万円が あったものの、無形固定資産の取得による支出130百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は85百万円となりました。これは主に、短期借入金の純減額100百万円があったも のの、自己株式の処分による収入198百万円によるものであります。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当社グループは、生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。
(2)受注状況
当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注状況の記載になじまないため、記載を省略してお ります。
(3)販売実績
第18期連結会計年度及び第19期第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメント別に示すと、次のとおりであり ます。
セグメントの名称
第18期連結会計年度 (自 平成28年3月1日
至 平成29年2月28日)
第19期第3四半期連結累計期間 (自 平成29年3月1日
至 平成29年11月30日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円)
ロボットアウトソーシング事業 622,545 - 1,103,439
アドネットワーク事業 1,453,725 - 1,399,536
セールスアウトソーシング事業 358,504 - 289,787
コンサルティング事業 209,851 - 128,096
合計 2,644,627 - 2,920,860
(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.当社は、平成28年2月期より決算期を9月30日から2月末日に変更いたしました。これに伴い、平成29年2 月期(平成28年3月1日から平成29年2月28日まで)と比較対象となる平成28年2月期(平成27年10月1日 から平成28年2月29日まで)の期間が異なるため、前年同期比については記載しておりません。
3.ロボットアウトソーシング事業の第19期第3四半期連結累計期間において、販売実績が第18期連結会計年度 に比べて増加している主な理由は、新規顧客の新規導入、既存顧客の追加導入によるものです。
4.最近2連結会計年度及び第19期第3四半期連結累計期間の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販 売実績に対する割合は次のとおりです。
相手先
第17期連結会計年度 (自 平成27年10月1日
至 平成28年2月29日)
第18期連結会計年度 (自 平成28年3月1日
至 平成29年2月28日)
第19期
第3四半期連結累計期間 (自 平成29年3月1日
至 平成29年11月30日)
金額 (千円)
割合 (%)
金額 (千円)
割合 (%)
金額 (千円)
割合 (%) エムスリーキャリア株式会社 - - 354,299 13.4 338,076 11.6 アイフル株式会社 82,519 10.2 305,771 11.6 - -
5.第17期連結会計年度のエムスリーキャリア株式会社及び第19期第3四半期連結累計期間のアイフル株式会社 に対する販売実績は、総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
3【対処すべき課題】
当社グループが対処すべき主な課題は、以下の項目と認識しております。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。
(1)事業基盤の強化
当社グループの中核技術であるRPAは、市場の拡大に伴い日進月歩の進化を遂げている技術であります。当社グ ループが持続的な成長を維持していくためには、常に最先端のRPA技術を発掘、開発し、技術基盤を確固たるもの にし続けていく必要があります。RPA技術を活用したビジネス領域の拡大のために、最先端の人工知能やRPA技術、 事業に対してライセンス調達、資本業務提携等の戦略投資を積極的に行い、常に最先端のRPA技術サービスの開発 と提供を行い、事業展開を推進し、事業基盤の構築に努めて参ります。
(2)Digital Laborを活用した新規事業創造
持続可能な成長性を維持し企業価値を向上させるためには、新規事業創造といったビジネス変革に対する取組み も重要であると認識しております。ロボットアウトソーシング事業で培ったDigital Laborの開発及び運用能力を 最大限に活用し、新規事業創造を推進して参ります。
(3)RPAプラットフォームの構築
当社グループでは、ロボットアウトソーシング事業の拡大に向けてRPAに関する積極的な情報提供、啓蒙活動を 行って参りました。RPAに関する理解、普及を進め、当社グループがさらなる成長を遂げるためには、RPAに関する 情報発信、Digital Laborを販売・購入できるプラットフォームの提供が必要不可欠であると考えております。
当社グループでは、この状況に対処するため、顧客企業がDigital Laborの構築や運用に関する情報を収集、RPA 技術や人工知能技術を売買できるプラットフォームを整備する事により、当社の顧客基盤及び収益機会の拡大に努 めて参ります。
(4)海外市場への進出
当社グループでは、国内事業における継続的な事業の拡大を図っておりますが、当社グループがさらなる成長を 遂げるためには、海外への事業拡大が必要不可欠であると考えております。
特に、世界第2位の経済大国となった中国市場では、既に労働人口の減少に直面しており、今後はRPA技術に対 するニーズが拡大していく事が予想されております。
当社グループでは、この状況に対処するため、国内で培った技術力やノウハウを活かし、中国市場をはじめとし た海外市場に進出して参ります。
(5)人材の強化
当社グループ事業の継続的な発展を実現するためには、人材の獲得及び育成が重要であると考えております。当 社グループのビジョンに共鳴する人材を確保し、持続的な成長を支える人材を育成すべく採用活動及び研修活動を 強化して参ります。
(6)社内管理体制の強化
当社グループが、事業環境の変化に適応しつつ、持続的な成長を維持していくためには、内部管理体制の強化も 重要であると考えております。内部統制の実効性を高めコーポレート・ガバナンスを充実していくことにより、リ スク管理の徹底を図っていく所存であります。そのために、RPA技術を活用した内部監視体制の構築に努めて参り ます。
4【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある 事項には、以下のようなものがあります。
また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投 資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識し たうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。
(1)経営環境の変化について
当社グループは、各事業子会社において、ロボットアウトソーシング事業、アドネットワーク事業、セールスア ウトソーシング事業及びコンサルティング事業を行っております。それぞれ顧客企業のIT投資、広告投資、マーケ ティング投資、新規事業投資への投資マインドの上昇を背景として事業を拡大していく方針でございますが、今後 国内外の経済情勢や景気動向等の理由により顧客企業の投資マインドが減退するような場合には、当社グループの 事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)競合について
当社グループが提供している各事業には競合が複数社存在しております。
その中でもロボットアウトソーシング事業が属するRPA業界は、今後の国内マーケットの拡大により、参入企業 が増加し、競争の激化やその対策のためのコスト負担等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能 性があります。
(3)Kapow Technologies Inc.との契約について
ロボットアウトソーシング事業の現時点での主力商品である「BizRobo!」を構成する技術の一部は、米国の Kapow Technologies Inc.と契約を締結し、ライセンス供与を受けております。今後他社RPAソフトウェアも取り扱 う予定ですが、同社の取引方針の変更等により、同社からのソフトウェアライセンスの供給が停止または終了した 場合、ロボットアウトソーシング事業の業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)事業基盤の強化について
当社グループのロボットアウトソーシング事業の事業基盤を強化するため、中核技術であるRPAに関するソフト ウェアの調達など戦略投資、RPA技術を活用した新規事業開発・サービス開発など新規事業投資を積極的に推進し て参ります。これらの投資が当初の計画通りの成果が得られない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性 があります。
(5)M&A及び資本業務提携について
当社グループは、同業他社等に対するM&Aや資本業務提携を実施することにより当社グループの事業を補完・強 化することが可能であると考えており、事業規模拡大のための有効な手段の一つであると位置づけております。今 後もM&Aや資本業務提携等を通じて事業拡大又は人員確保を継続していく方針であります。M&A等の実行に際して は、対象企業に対して財務・税務・法務・ビジネス等に関する詳細なデューデリジェンスを行い、各種リスク低減 に努める方針でありますが、これらの調査で確認・想定されなかった事象がM&A等の実行後に判明あるいは発生し た場合、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
(6)Digital Laborを活用した新規事業創造について
当社グループの事業を拡大するため、Digital Laborを活用した新規事業創造を積極的に推進して参ります。関 係各省の規制や制限により当初に策定した事業計画通りの成果が得られない場合、当社グループの業績に影響を及 ぼす可能性があります。
(7)海外投資について
当社グループの新たな市場を拡大するため、中国を中心とした海外市場への進出を行って参ります。海外市場 は、常に為替リスク、カントリーリスク等があり、損失発生により当社グループへの業績に影響を及ぼす可能性が あります。
(8)技術革新への対応について
ロボットアウトソーシング事業の属するRPA業界においては、新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入 が頻繁に行われており変化の激しい業界となっております。そのため常に新しい技術要素をITエンジニアに習得さ せて参りますが、何らかの理由で技術革新への対応が遅れた場合当社グループが提供するサービスの競争力が低下 する可能性があります。また、予定していない技術要素への投資が必要となった場合、当社グループの事業及び業 績に影響を与える可能性があります。
(9)エンジニアの確保
当社グループの「BizRobo!」導入にあたって、導入支援等のコンサルティングを実施しておりますが、当該支援 業務を担うエンジニアが十分に確保できない場合、適時の対応ができないばかりか、取引のキャンセル等の機会損 失が生じる可能性があります。
(10)外注先の確保について
当社グループのロボットアウトソーシング事業においては、必要に応じて、システムの設計、構築等について協 力会社等に外注しております。
現状では、協力会社と長期的かつ安定的な取引関係を保ち、エンジニアの確保に注力しておりますが、協力会社 において技術力及び技術者数が確保できない場合及び外注コストが高騰した場合には、サービスの円滑な提供及び 積極的な受注活動が阻害され、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11)システム上のトラブル・サーバクラッキングについて
当社グループの事業はPC、コンピュータ・システムを結ぶ通信ネットワークに依存しており、自然災害や事故、 アクセスの増加等の一時的な過負荷等によって通信ネットワークが切断された場合には、正常なサービス提供等に 支障が生じ又はシステムが停止する可能性があります。
また当社グループのシステムは、適切なセキュリティ手段を講じて外部からの不正アクセスを回避するよう努め ておりますが、データセンターへの電力供給の停止等の予測不可能な様々な要因によってシステムがダウンした場 合や、ウイルスやクラッカーの侵入等によりシステム障害が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響 を及ぼす可能性があります。
(12)情報セキュリティリスクについて
当社グループは事業を推進していく中で、クライアントの機密情報や個人情報を扱う機会があります。情報管理 については必要な措置を講じておりますが、不測の事態によりこれらの情報が流出した場合には、当社グループの 業績及び社会的信用力に影響を及ぼす可能性があります。
(13)代表者への依存について
当社代表取締役である髙橋知道は、当社グループの事業展開において事業戦略の策定や、業界における人脈の活 用等、重要な役割を果たしております。
また、当社取締役である大角暢之は、当社グループの中核事業であるロボットアウトソーシング事業に関する知 識と経験を有しており、ロボットアウトソーシング事業に関する事業運営に重要な役割を果たしております。
当社グループは、経営管理体制の強化、経営幹部の育成等を図ることにより、両氏への過度な依存の脱却に努め ておりますが、現時点においては、未だ両氏に対する依存度は高いと考えております。今後、何らかの理由により 両氏の当社グループにおける業務遂行の継続が困難になるような場合には、当社グループの事業展開等に影響を及 ぼす可能性があります。
(14)広告及びパートナーサイトの品質維持について
当社グループのアドネットワーク事業における「PRESCO」は、広告及びパートナーサイトの品質維持が重要とな ります。当社グループでは、広告主またはパートナーサイト運営者が「PRESCO」に登録をする際、広告主が運営す るサイト及びバナー、またはパートナーサイトが公序良俗に反しないか、法律に抵触するおそれがないか等の審査 を行い、当社グループの基準に反するコンテンツ等が存在する場合には、登録を許可しない方針となっておりま す。
当社グループは、登録を許可した後においても定期的なモニタリングを行っておりますが、広告やパートナーサ イトが、公序良俗や法令に反する商品・サービスの提供、コンテンツの掲載を行った場合に、当社グループの信用 が低下し、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
(15)小規模組織による管理体制について
当社グループは平成30年1月31日現在で従業員数74名の小規模な組織であり、社内管理体制もこの規模に応じた ものとなっております。従いまして、経営陣はもとより、管理部門社員に業務遂行上の支障が生じた場合に、代替 要員の確保の遅延、事務引継手続の遅滞等の理由によって当社グループの業務に支障が生じる恐れがあります。
(16)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について
当社グループでは、取締役、従業員に対するインセンティブ等を目的としたストック・オプション制度を採用し ております。また、今後においてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、現在付与して いる新株予約権に加え、今後付与される新株予約権について行使が行われた場合には、既存株主が保有する株式の 価値が希薄化する可能性があります。なお、本書提出日現在における新株予約権による潜在株式数は859,800株で あり、発行済株式総数の16.66%に相当しております。
(17)決算期変更について
当社グループは、平成27年11月27日開催の定時株主総会決議において、合理的な経営計画策定を実施することを 目的として、決算期末日を9月30日から2月末日に変更しました。この変更により、第17期は平成27年10月1日か ら平成28年2月29日までの5ヶ月間の変則決算であります。このため、第18期が決算期変更後において12か月決算 を実施する初めての決算期であり、第17期との適切な比較対照が困難となっております。
そこで、当社は、投資情報として期間比較可能性を担保するための補足的情報を提供することを目的に、「みな し要約連結損益計算書(未監査)」を以下のとおり、開示しております。
「みなし要約連結損益計算書(未監査)」は、第18期が12か月決算であるのに対して、第17期が5か月決算であ ることから、平成27年3月1日から平成27年9月30日までの7か月間の連結損益計算書を第17期の連結損益計算書 に合算することにより、平成27年3月1日から平成28年2月29日までの12か月間の期間における連結損益計算書と して作成したものであります。なお、「みなし要約連結損益計算書(未監査)」は法定の連結財務諸表ではないた め、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第211条第6項の規定に基づき、金融商品取引法第193条の2第1項 の規定に準ずる監査や、その他いかなる監査も受けていないことにご留意ください。
「みなし要約連結損益計算書(未監査)」の数値を基に、第18期の主要な経営成績の比較を掲げると、以下のと おりとなります。
(単位:千円)
みなし要約連結損益計算書 (未監査) (自 平成27年3月1日
至 平成28年2月29日)
第18期連結損益計算書 (自 平成28年3月1日
至 平成29年2月28日)
みなし要約連結損益計算書 期間比
売上高 2,162,277 2,644,627 122.3%
売上原価 1,306,434 1,681,140 128.7%
売上総利益 855,843 963,486 112.6%
販売費及び一般管理費 718,940 796,518 110.8%
営業利益 136,903 166,968 122.0%
経常利益 157,474 158,331 100.5%
5【経営上の重要な契約等】
(1)リセラー契約
契約会社名 相手先の名称
相手先の 所在地
契約品目 契約締結日 契約期間 契約内容
RPAテクノロジ ーズ株式会社
Kapow Technologies Inc.
米国
ソフトウェア リセラー
平成21年9月28日
平成21年9月28日 より(注)
製品及びサービ スを販売又は提 供する条件 (注) 特に契約期限を定めず、変更等の必要が生じた場合には、双方の協議により決定いたします。
6【研究開発活動】
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されており ます。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分 があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必 要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性を伴うため、実際の結果は、これらと異なることがあ ります。この連結財務諸表の作成にあたって重要となる会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結 財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載してお ります。
(2)経営成績の分析
第18期連結会計年度(自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日)
当連結会計年度の経営成績は、売上高2,644百万円、営業利益166百万円、経常利益158百万円、親会社株主に帰 属する当期純利益155百万円となりました。
なお、当社は、合理的な経営計画策定を実施することを目的として平成28年2月期より決算期を9月30日から2 月末日に変更いたしました。これに伴い、平成29年2月期(平成28年3月1日から平成29年2月28日まで)と比較 対象となる平成28年2月期(平成27年10月1日から平成28年2月29日まで)の期間が異なるため、前年同期比につ いては記載しておりません。
当連結会計年度における主な勘定科目等の状況は次のとおりです。
(売上高)
主に、ロボットアウトソーシング事業において「BizRobo!」の導入企業数が増加したこと及びアドネットワーク 事業において「PRESCO」の薬剤師・看護師の転職分野の売上高が伸長したことが収益拡大に寄与し、2,644百万円 となりました。
(営業利益)
ロボットアウトソーシング事業及びアドネットワーク事業が収益拡大に寄与した一方で、ロボットアウトソーシ ング事業における減価償却費負担増により売上原価が1,681百万円となりました。また、「BizRobo!」のPR活動に 伴う広告宣伝費の増加により販売費及び一般管理費が796百万円となりました。その結果、営業利益は166百万円と なりました。
(経常利益)
営業外収益が0百万円となった一方で、支払利息を計上したことにより営業外費用が8百万円となりました。その 結果、経常利益は158百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
匿名組合清算益の計上により特別利益が61百万円となり、法人税、住民税及び事業税の計上及び税効果会計の適 用により法人税等合計64百万円を計上しました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は155百万円となり ました。
第19期第3四半期連結累計期間(自 平成29年3月1日 至 平成29年11月30日)
当第3四半期連結累計期間の売上高は2,920百万円、営業利益は345百万円、経常利益は337百万円、親会社株主 に帰属する四半期純利益は225百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における主な勘定科目等の状況は次のとおりです。
(売上高)
主に、ロボットアウトソーシング事業において、RPAに関する情報配信、イベントの開催・参加、メディアへの 掲載によりマーケティング活動に取り組んだ結果、「BizRobo!」の導入企業数が増加したこと及びアドネットワー ク事業において「PRESCO」の薬剤師・看護師の転職分野の売上高が伸長したことが収益拡大に寄与し、2,920百万 円となりました。
(営業利益)
ロボットアウトソーシング事業及びアドネットワーク事業が収益拡大に寄与した一方で、ロボットアウトソーシ ング事業におけるエンジニアリング業務の外注費の増加及び減価償却費負担増により売上原価が1,844百万円とな りました。また、「BizRobo!」のPR活動に伴う広告宣伝費の計上及び事業拡大に伴う人件費の増加により販売費及 び一般管理費が730百万円となりました。その結果、営業利益は345百万円となりました。
(経常利益)
営業外収益が0百万円となった一方で、支払利息及び株式交付費を計上したことにより営業外費用が8百万円とな りました。その結果、経常利益は337百万円となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
特別損失が0百万円となり、法人税等111百万円を計上しました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益 は225百万円となりました。
(3)財政状態の分析
第18期連結会計年度(自 平成28年3月1日 至 平成29年2月28日) (資産の部)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して396百万円増加し、1,191百万円となりまし た。
流動資産におきましては、前連結会計年度末と比較して354百万円増加し、939百万円となりました。これは、現 金及び預金の増加174百万円及び売掛金の増加121百万円が主な要因であります。
固定資産におきましては、前連結会計年度末と比較して41百万円増加し、251百万円となりました。これは、ソ フトウエアが88百万円増加したものの、投資有価証券が38百万円減少したことが主な要因であります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末と比較して70百万円増加し、794百万円となりました。 流動負債におきましては、前連結会計年度末と比較して197百万円増加し、564百万円となりました。これは、買 掛金の増加60百万円、未払金の増加21百万円、未払法人税等の増加46百万円及び賞与引当金の増加25百万円が主な 要因であります。
固定負債におきましては、前連結会計年度末と比較して127百万円減少し、229百万円となりました。これは、長 期借入金の返済が進んだことが主な要因であります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末と比較して326百万円増加し、396百万円となりました。 これは、利益剰余金が155百万円増加したこと、自己株式の処分に伴い資本剰余金が35百万円増加したこと、自己 株式の処分及び消却により自己株式が162百万円減少したことが主な要因であります。